どの業界で働くにもマナーや敬語は重要
夜の世界も通常の会社と同じで組織であることに変わりはありません。
そのお店によって上司と部下、先輩と後輩といった上下関係がはっきりしています。
こうした関係のなかでは、それぞれの立場に応じた付き合い方があります。
敬語が話せないなんていうのはもってのほか。絶対にNG!ダメボーイ確定です。
目上の人に対して敬語で話すのは常識ですし、先輩や上司などがたとえその場にいなくても、その人のことを話すときには、やはり敬語を使わなければなりません。
お客様に対しても敬語で接するのも当然のことです。
お店の中で親しくつきあえることは望ましいことですが、いくら親しくなっても仕事上のお互いの立揚を忘れたような妙になれなれしい接し方は、あまり良いものではありません。
親しき中にも礼儀あり。とくに言葉遣いにはなれなれしさが出やすいので注意が必要です。
勤務年数や役職で上下関係が決まる
お店の先輩が自分より年下や同い年といったケースもあるはずです。
しかし、この世界では年齢に関係なく、先に勤めている人が先輩です。
付き合うときにはそれなりの接し方が要求されますし、話すときにはきちんと敬語を使うのが仕事上の決まりです。
キャバクラではキャバ嬢がお客様と親しくなるためにあえてタメ口で話すことがあるので、お店の中ではフランクなコミュニケーションが取れると勘違いしやすいですが、実は夜の世界は上下関係が厳しいんです。
一度関係に亀裂が入ると修復が難しいため、始めたばかりの新人の間は全員に敬語が一番安全と言えるでしょう。それくらい敬語は重要です。